Microsoft365おすすめ初期設定第五弾です。
Microsoft管理センターのExchangeをクリックします。
メールフロー
■ルール > +ルールの追加 > 新しいルールの作成
新しいルールを作成します。
名前:スパム対策フィルターのバイパス
このルールを適用する:送信者が特定のドメイン
次を実行:メッセージプロパティの変更 SCL(スパム信頼レベル)を0に設定
迷惑メールに振り分けられては困るドメインは強制的にスパム信頼レベルを0に設定します。既存のメールサーバから移行する場合、既存メールサーバの受信許可設定に明示的に追加されているドメインを追加します。
Spam Confidence Level | Microsoft Learn
役割
■管理者の役割 > 役割グループを新規追加
管理者に付与する役割グループを新規作成します。
名前:AddressList management
説明:Address Listの変更権限
書き込みスコープ:Default
アクセス許可:Address Lists
Outlook でアドレス帳を開くと「All Address Lists」「All Contacts」などの表示になっていますが、デフォルトでは管理者も名称変更することができません。利用者がわかりやすいよう名称変更するための権限を管理者に付与します。名称の変更はPowerShellで行いますので、変更方法は後日紹介します。
Exchange Online のアクセス許可 | Microsoft Learn
設定
■メールフロー > エイリアスからの送信を有効にするにチェックを入れます。
某弊社は複数のグループ企業があり、出向が多くあります。グループ企業ごとにドメインが異なるため、送信ドメインを切り替えてメール送信できるように有効にします。1ドメインで複数のメールアドレスを利用する際もこの設定を有効にします。