町内会のIT化(1) 新役員の召集令状

春の情報処理技術者試験および、業務多忙により久しぶりの更新です。
今年度、輪番制で町内会の役員になりました。
前例事なかれ主義からIT化して大きく変革しようと思っておりますので、町内会のIT化に向けて、問題や背景、取り組み内容をご紹介します。

【現状の町内会】
1. 役員と班長は輪番制で期間は1年間
 ○:すべての人に何かしらの形で町内会に関わるという設立趣旨があり、30年ほど継続している
   設立の想いを継続しており、ほぼ全戸が町内会の役員を経験している
 ×:1年間という短い期間のため、新しいことに取り組んでも完了せずに時間切れとなってしまう


2. 戸建てが多い
 ○:戸建ての95%以上が任意で町内会に所属している
   (強制させたことはないはず)
 ×:アパートの10戸は長く住むことを前提としていないと思われ、100%所属していない


3. 所属有無によって差別/区別していない
 ○:ネットでは村八分になる、ごみを回収してもらえないという記事もある中、
   区別していないのはとてもいい文化と思います


4. 成熟した町内会のため、空いている土地がなく転入が少ない
 14年前に私を含めて15戸がほぼ同時期に転入して以降、まとまった数の転入はない
 ○:だいたい顔くらいは覚えている
 ×:毎年、町内会の平均年齢がほぼ1歳増加しており、高齢化傾向


5. 町内会長は立候補制
 ×:毎年立候補者がおらず、現会長が新役員にお願いされて継続して会長職を継続するか、
   適任と思われる方がお願いされる
   過去にくじ引きで決まったことはない

4月1日から新体制でスタートするため、毎年2月に新役員が招集されます。
2月某日自宅のポストに出席依頼の封筒が投函されていました。
現町内会長名でした。
「町内会長は出席依頼するたびに25戸に投函してまわっているのか・・・」
これが最初の感想でした。
14年間で副会長を1回、班長を1回経験し、超アナログなやり方を体験してきましたが、ずっと変わらず今に至っています。
定年退職したご年配の方でしたので、散歩を兼ねて配る時間がありますが、現役ビジネスマンにとっては毎回25戸に投函してまわるということだけでも負担です。

「1年すれば役員から解放されるため、一番楽そうな役員をやって終わりにしよう」
そう心に決めて役員会に出席することにしました。

ここまではIT化すると微塵も思っておりません・・・

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